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【 Mdrumsとは 】

ドラムの事を知り尽くした熟練のクラフトマンにより製作される究極のハンドクラフトドラム、それがM drumsです。一般的なプライウッド(合板)でなく無垢の木材にこだわり、究極のドラムをテーマに完全受注生産にて製作。2013年にオリジナルのスネアドラムの第一号器を製作し、その後研究を重ね2021年4月よりM drumsとしてスタートしました。

【 Mdrumsの特徴 】

木材本来の木の音がする理想的なドラムシェルは、単一の材にストレスをかけず成形されたくり抜きシェルや単板シェルであるとM drumsは考えます。プライウッドや今までの単板シェルは、熱や蒸気等で強制的に筒状に仕上げるため材にストレスがかかっており、木の本来の状態とは言えません。Mdrumsでは究極のドラムを実現させるため、KURINUKIシリーズにレインフォースメントリブ工法(実用新案登録済)、BLOCKシリーズにはブロックソリッド工法(実用新案登録済)をそれぞれ採用。素材にストレスをかけないドラムシェル成形を可能にしました。経時変形リスクに対しては、乾燥、シーズニングのプロセスを充実させて最大限に防止しております。

【 レインフォースメントリブ工法 】
( 実用新案 第3237268号 )

これまでのくり抜きシェルは強度確保のためシェル全体が厚く作られており、そのサウンドは胴鳴りしにくく硬い傾向にありました。M drumsでは両エッジ部のレインフォースメントリングと、レインフォースメントリブ(シェル外面中央のビード形状補強)で強度を確保する事により、シェルの基本厚さを極限まで薄く(8~10mm)仕上げることに成功。唯一無二のデザインは木胴シェルに新たな可能性を見出しました。レインフォースメントリブは、第154号 宮崎県伝統工芸士(宮崎ろくろ工芸品)山之上弘美氏とMdrumsとのコラボ作品で、山之上氏監修の元削り出されます。

【 ブロックソリッド工法とは 】
( 実用新案 第3234508号 )

2~10個のブロックを接合した後シェル形状に削り出す工法です。厚みをできるだけ薄くするため接合部に「雇いざね継」を採用。単板シェルと同等の厚さ(8~10mm)と強度を確保し、木材に一切ストレスのない理想的なシェル成型が可能です。

【 3年保証 】

木材は生きています。常に呼吸し、温度や湿度によっては収縮が起こります。M drumsはこれらの影響を最小限にするため、木材の含水率や乾燥中の経年変化に留意して製作しておりますが、使用環境によってはこれらの影響が出てくる場合が考えられます。新品ご購入後3年の間にそれらの不具合が生じた場合には無償での修理をさせていただきます。

【 ドラム製作家 堀内誠 】

一級建築士でありながら、現在も精力的にライブ活動をしているジャズドラマー。中学生の頃から塗装やシェルのカットなど自らの手でドラム改造を始める。その後、今日に至るまで世界中の名器といわれるあらゆるビンテージドラム、ハイエンドドラムを収集し研究。ばらしては組立を繰り返すことでドラムの構造、特徴、良いとされる音の秘密を解き明かしてきた。2021年より本格的にドラム製作家としてM drumsを開始。

Makoto Horiuchi information
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